突然ですが、あなたは昨晩何時間寝ましたか?
日中の活動量や体質によっても適切な睡眠時間は異なりますが、
成人は6〜8時間ほどの睡眠が必要であると言われています。
現代人は仕事や家事などで多忙な日々を送っているため、
睡眠時間が不足している傾向があります。
特に日本では、家事や育児のため女性の睡眠時間が
男性よりも少ないと言われています。
「睡眠不足体に悪い」というイメージを持っている人は多いかと思います。
今回こ記事では、睡眠不足が具体的にどのような
悪影響をもたらすのか詳しく解説していきます。
前回のコラムの
TONE(トーン)恵比寿店とは? をまだご覧になっていない方は
合わせてチェックをされてくださいね。
<睡眠不足が体に悪い理由は?1. 生殖機能が落ちる >
繰り返す二相性の睡魔の形態をとっています。
深いノンレム睡眠では、男性ホルモンほテストステロンが多く分泌されます。
ノンレム睡眠を一定時間確保しなければ、
正常量の性ホルモンが出ず、精子の質が低下してしまいます。
実際、睡眠不足の男性の精子の受精率が低下したという研究結果もあります。
<2. 睡眠不足になると肥満になりやすい>
睡眠不足になると、食欲増進ホルモンであるグレリンが
多く分泌されるようになります。
また、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が低下します。
その結果、食欲ご乱れ、肥満の原因となります。
<3. 睡眠不足になると 細胞の老化>
睡眠中は成長ホルモンとメラトニンが分泌されます。
成長ホルモンは、細胞の生育や成長に使われ、
大人になると細胞の修復を担う大事なホルモンです。
メラトニンは、抗酸化作用があります。
これらのホルモンは年齢を重ねると減少すると言われており、
老化の原因となります。
睡眠不足によりこれらのホルモンの分泌が減少すると、
細胞の老化の原因となります。
<4. 睡眠不足になると自律神経の乱れ>
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
昼間は活動的で交換神経が優位、
夜間はリラックスモードで副交感神経が優位に働くのが
正常な自律神経のサイクルです。
しかし、睡眠不足が続くとこのサイクルが乱れ、
オンとオフの切り替えがうまくできなくなります。
夜間も交換神経が働いてしまい、
体が十分に休まらない状態になってしまいます。
<5. 睡眠不足になると免疫力の低下>
白血球やリンパ球などの免疫に関係した細胞は
夜の間に作られます。
睡眠不足が続くとそれらの細胞が減少するため、
免疫力の低下に繋がります。
睡眠不足によってワクチンの効果が弱化するという
研究結果もあります。
<まとめになります>
睡眠不足は体にまでさまざまな不調をもたらします。
多忙な日々の中でも睡眠時間をしっかり確保し、
心身共に健康な生活を心がけましょう。